今回は縦型二人乗りベビーカー、カトージの「二人でゴー」を徹底レビュー!
レビュー内容は下記の通りです。
- 畳み方
- 組み立て方
- 口コミまとめ
- 選んだ理由3つ
- 一人用ベビーカーと比較
- 各パーツの使い方・レビュー
- 使ってみていいと思ったこと
- 使ってみて微妙だと思ったこと
本記事は、いわば「二人でゴー」の”完全マニュアルガイド”。
読めば「二人でゴー」に対する疑問・不安が全て解消します。
もちろん良い所だけではなく悪い所も全部言うので、「リアルな感想が知りたい」という方にもぜひ読んで欲しいです。ブヒ。
- 購入しようか迷っている
- 他ベビーカーとの違いを知りたい
- 実際使ってみた人の感想が知りたい
あわせて読みたい
二人乗りベビーカーとは?
二人乗りベビーカーは、名前の通り子供二人が乗れるベビーカー。
縦型・横型など色々種類がありますが、二人でゴーは縦型タイプ。
前と後ろの縦並びで子供が乗れるようになってます。
※二人乗りベビーカーについては下記の記事で詳しく解説。
▼二人乗りベビーカーは本当に必要?▼
あと人気4社5つ(ジュービー・カトージ・ネビオ・グレコ)の縦型二人乗りベビーカーも徹底比較しました。
上記4社に共通している条件は以下のとおり。
- 低価格(1万〜3万)
- 縦型(後部座席はステップ付き)
- 楽天市場・アマゾン・公式サイトで買える
この条件を満たしたおすすめベビーカーのみを選び、比較したので、カトージ以外も気になる・・・という方はぜひ読んでみてください。
▼人気4社5つのベビーカーを徹底比較!▼
私の場合、比較した結果自分に一番合うベビーカーはカトージの「二人でゴー」でした。
4社ベビーカーそれぞれとの違いはこちらの記事で紹介していますが、カトージの二人でゴーは他社と比べて3つの大きな特徴があります。
この特徴が選んだ理由でもあるので、ひとつづつご紹介していきます。
カトージ「二人でゴー」を選んだ理由
二人でゴーを選んだ3つの理由
- 安心の日本メーカー
- お手頃価格&高性能
- 他社ベビーカーよりコスパ良し
安心の日本メーカー
カトージは兵庫県生まれの日本生まれのメーカー。
やっぱり日本のメーカーってだけで信頼できるし、日本人向けに作られているので何より使いやすいですよね。
海外製のベビーカーは色鮮やかでデザインもオシャレなものが多いですけど、価格は高めで機能面は正直微妙なものが多い印象。
子供を乗せるベビーカーだから、見た目だけにこだわらず、安全面と機能面をとにかく重視したい!
ということで日本メーカーのカトージにしました。
お手頃価格で高性能
カトージの二人乗りベビーカーは、約2万円。
縦型二人乗りベビーカーの平均は約3〜5万円、海外有名メーカーのベビーカーだと20万円を超えるものも。
なのでカトージのベビーカーは平均よりも安くお手頃価格です。
高級な海外メーカーのベビーカーも素敵ですけど、価格に見合った機能が搭載されているとは思えません。
衣類やバッグなどと同じで、ブランドというだけで無駄に高いやつも全然あります。
お金に余裕のある人は何も気にせず買えばいいですけど、少しでも無駄なお金を使いたくないという人は、先ほども言ったように価格に合った機能がちゃんと搭載されているのか、調べてみることが大事ですね。
カトージ「二人でゴー」はもちろん高級メーカーのベビーカーに劣る部分はありますが、価格以上の性能でコスパがいいので買いました。
正直2万でこれだけの機能が搭載されてるなら文句ないです。
「安いけど高性能なベビーカーが欲しい」という人に、カトージのベビーカーはおすすめできますね。
逆にお金はいくらでも出せるっていう人は、高級ブランドのベビーカーのほうが合うかもしれませんね。
他社ベビーカーよりもコスパ良し
これについては今言った「安くて高性能」とちょっとかぶりますが、以前比較した他社のベビーカー「ジュービー・ネビオ・グレコ」は、微妙だなと思う点が必ず1つ、もしくはそれ以上あったんですよね。
でもカトージの二人でゴーは場合特別だめなところがなく、トータルバランスがいい!
例えて言うなら、全部5ではないけどオール4の綺麗な五角形になるイメージですね。
他社ベビーカーの微妙なところは下記の通り。
- ジュービー・・・クッション製なし。子供用ハンドルなし。
- ネビオ・・・重すぎ。親と子両方にポーチ(ドリンクホルダー)なし。
- グレコ・・・重い。親用ポーチがプラスチックで浅くて形悪い。
カトージのベビーカーはそこまで大きな嫌なことはなかったので、4社5つの中で1位という結果になりました。
もちろん子供の年齢やデザインの好みなどは人によって違うので、「絶対みんなカトージを買うべき!」とは思いませんし言いません。
ただ比較的どんな人でも使いやすいベビーカーではあるので、比較記事を読んでも決められないのであれば、カトージ買っとけば間違いはないですね。
ということで、カトージのベビーカーを選んだ理由をお伝えしましたが、実際使ってみて良かったのか悪かったのか、買ってみて具体的にどんな風に生活が変わったのか、リアルな感想を告白します!
【使った感想】買って正解!今では生活必需品に!
『二人でゴー、買って正解、大正解。』
いや、ほんとに買ってよかったというのが正直な感想ですね。
むしろもっと早く買えばよかったと後悔してるくらい。
二人乗りベビーカーは私だけではなく、子供二人にとってもメリットがあったんです。
- 私・・・抱っこしなくてよくなったので体が軽くなって疲れにくくなった。
- 長女・・・疲れたら座れるし、立っても乗れる、歩きたくなったらすぐ歩けるので自由度が増して楽しそう。
- 次女・・・座っておでかけできるようになったので、視界が開けて色々見れるようになった。あと夏の抱っこの暑さから解放された。
- 旦那・・・絶対抱っこ紐をしてくれない人だけど、ベビーカーなら押してくれるから私が楽になった(笑)
使う人乗る人全員にメリットがあったので、買って損なしとハッキリ言えます。
もし購入しようか悩んでいる方がいるなら、私は100%自信を持っておすすめできますね。
ちなみに今では重宝しているベビーカーですが、買う前は自転車とベビーカーのどっちにするか迷ってた時期もありました。
正直本音を言えば自転車の方が欲しかったんですけど、自転車は余裕で10万は超えるので金銭的にキツイ。(どうせ買うなら電動アシスト機能付きがよかったので。理由はこちらの記事で解説)。
少しでも出費を抑えたいと思い、結局2万のカトージのベビーカーにしました。
けどその選択にして大正解だったと今は思います。
移動中でも歩いたり座ったり自由に動けるし、スーパーとかお店でも二人を乗せたまま買い物もできる。
二人乗りベビーカーを買ったおかげで、子供2人を連れて出かけるのが楽になり、その結果外出先でのストレスがだいぶ減りました。
ということで大大大満足の二人でゴー。
実際に買って使ってみた人のリアル口コミもまとめてみました。
カトージ「二人でゴー」の口コミ
二人乗りベビーカー買った!
— ちこママ(5y2y1y) (@eiyochan) May 9, 2020
買って良かった!!
カトージの2人でゴーです。
2万円で買えたけど、安い買い物した! pic.twitter.com/p91Loi41QS
二人でゴー!
— ぼの(bono)ブログ、平日は毎日更新 (@chilouol) June 11, 2019
届きました
(カトージ 二人乗りベビーカー)
次男は寝てしまってるから
長男とベルト調整のために試し乗り
えー、前方は次男が乗る予定ですが
長男がテーブルをいたく
気に入ってる?
お気に召してもらえてなにより!
専用レインカバーも同時購入したから
雨の日も徒歩20分を登園できる pic.twitter.com/oa6OlT8E6G
ついに!!二人乗りベビーカーを手に入れた!!
— アズちゃん’20®?4y0m・?1y11m (@a_chan_bai) June 20, 2019
カトージの二人でゴーにしたよ!!
でかいけどこれで1人で2人を連れ出すのが楽になれば…?
カトージの二人でゴーは、先ほども言ったように低価格で性能が良いので「買わなきゃよかった!」などの悪い口コミは見つからない。
ただ良いとこだけではなく、微妙なところもあるという口コミはありました。
実際私も買って使ってみて、これちょっと微妙だな〜と思うとこはあります。
なので口コミの内容も含め、後ほどそのデメリットについてもまとめて紹介します。
カトージの二人でゴーの詳細
購入可能サイト | 楽天市場・amazon・公式サイトなど |
---|---|
価格 | 20167円(税込) |
サイズ | 幅54×奥行き112(最大116)×高さ107cm |
折りたたみサイズ | 幅55×厚み31×高さ114cm |
使用月齢 | 前席:生後4ヶ月〜体重20kgまで 後席:2歳半(生後30ヶ月)〜体重20kgまで |
重さ | 約10.1㎏ |
カラー | ネイビー |
※価格など最新の情報は公式HPにてご確認ください。
カトージは愛知県生まれのメーカー。1954年創業の老舗ベビー用品店。
ベビーベッド・チェア・バウンサー・チャイルドシートなど取り扱っていますが、その中で唯一ある二人乗りベビーカーが「二人でゴー」。
縦型タイプの二人乗りベビーカーで、前は生後4ヶ月から、後ろは2歳半頃から使用できます。
この「二人でゴー」を17の項目に分けて紹介していきます。時間がないという方は見たい箇所を選んで見てくださいね。
- 説明書について
- 組み立て方
- 畳み方
- サイズ感
- 重さ
- タイヤ
- 背もたれ
- フットレスト
- フロントガード
- ベルト
- 帆(日よけ)
- 後部座席
- フットボード
- 子供用ハンドル
- 荷物入れ
- 大人用ハンドル・ポーチ
- 専用レインカバー
二人でゴーの説明書
二人でゴーの説明書は、誰でもPDFで見ることができます。
購入した人はベビーカーと一緒に説明書が入っているので関係ないって思うかもしれませんが、なくしてしまったり子供が破いたりして見れなくなる可能性は十分ありますよね。
あと外出先で何かベビーカーの困ったことがあっても、スマホがあれば携帯で説明書を見てすぐ対応できるというメリットもあるので、この仕様はかなりありがたい。
さらにカトージは日本メーカーなので、説明書が分かりやすいんですよね。
海外メーカーのベビーカーだと、説明書が英語だけ、またはイラストのみで分かりづらいという口コミも。
カトージのように日本人が日本人向けに作った説明書は、単純にシンプルで読みやすいです。
あと説明書を見ればベビーカーに搭載している機能の詳細、組み立て方や畳み方など全て書いてあるので、まだ購入してないけど詳細が気になるという方はぜひ一読してみるのがおすすめ。
二人でゴーの組み立て方
二人でゴーはほぼ完成された状態で届きますが、タイヤやホロは自分で付ける必要があります。
しかしドライバーなどの工具は使わないので、誰でも簡単に組み立て可能。
実際私も自分1人で組み立てましたが、あまりに簡単すぎて5分もかかりませんでした。
そんな二人でゴーの組み立て方の手順をざっと紹介。
- ロックを外して開く
- タイヤを脚に差し込む
- ホロを差し込む
- テーブルを差し込む
- ポーチをハンドルに取り付ける
写真で手順を確認しよう!
- 組み立てが苦手
- 工具を持っていない
- 力がなくて持ち上げたりできない
という人でも全く問題なし。
組み立てというかはめ込んでいくだけなので誰でもできます。
ただ子供が近くにいるとちょっと危ないので、組み立て中は子供は違う場所へ移動させておくのが安心ですね。
二人でゴーの畳み方
畳み方も簡単。
一言で言うとレバーを引きながらハンドルを前に押す感じです。
- ホロを畳んで前に倒す
- 前輪を外側に向ける
- 足でボードを抑えつつ、2つの折りたたみレバーを引き上げながら、ハンドルを前に倒す
- ロックをピンに掛ける
写真で手順を確認しよう!
力もそんなにいらないので、女性1人でも簡単に畳めるというのは嬉しいポイント。
ただひとつデメリットがあり、それは片手では畳めないこと。
2つのレバーを同時に引き上げるので、両手を使わないと畳めません。
「絶対片手で畳めるベビーカーがいい!」という人にとっては大きなデメリットかもしれませんが、私は普段畳むことがないので、デメリットとは感じてません。
いつも玄関近くにそのまま置いてあるので、畳む必要がないんですよね。
ただ赤ちゃんを抱っこしながら畳みたい、あとは荷物を持ちながら畳みたいという人はGraco(グレコ)のルームフォーツーなんかがいいと思います。
カトージとほぼ同価格、同機能なので。
二人でゴーのサイズ
二人でゴーのサイズは、横54×奥行112×高さ107㎝。
二人乗りベビーカーでも縦型タイプなので、横幅はそこまで広くない。普通の1人用ベビーカーより若干幅広という感じ。
お店や駅の改札、エレベーターなどどこでも基本的には通れます。
ただスリムな分、縦に長さが出るので前方が見えづらいですね。
距離感がうまくつかめず前の人にぶつかってしまったこともあったので、ある程度距離をあけて歩くのがおすすめ。
サイズのイメージは、横幅は普通のベビーカーより若干幅広、長さはカインズホームとかコストコにある、大きめのカートくらい。
ちょっと長いかな?くらいに思っておけばOK。
通路が狭いお店とかだと曲がったりするのは大変ですが、普通の散歩とかなら全然気になりません。
サイズに関しては他社の縦型二人乗りベビーカーと大差はないので、特別メリットもデメリットもないですね。
カトージが大きすぎて嫌!という人はそもそも縦型二人乗りベビーカーを買うべきではないかもしれません。
二人でゴーの重さ
二人でゴーの重さは約10.1㎏。
一般的な一人乗りベビーカーに比べたらもちろん重いですが、縦型二人乗りベビーカーの中では比較的軽め。
海外メーカーのベビーカーは20㎏を超えるのもありますからね。
前も後ろも同じ座席タイプは特に重いので要注意!
ただ二人乗りベビーカーの中では比較的軽くても、子供二人を乗せると総重量は数十キロにもなるのでそれなりに重さは感じます。
普通に押して歩いてるだけだったらそこまで大変ではないですが、曲がったり人をよけたりするときは力を入れなければ動きません。
段差もちょっと大変なので、かついで階段を下りたり登ったりというのは無理ですね。
あとベビーカーを片手で押すのは無理だと思っていたほうがよさそう。
子供どっちかしか乗ってなかったらなんとか片手では押せるけど、かなり腕の力が必要です。
重さと長さがある分、小刻みな動きはできないので、一人乗りベビーカーと同じように動かせると思っていないほうがいいですね。
ベビーカーを毎日車に積んだり、家に入れるときに持ち上げる機会が多い人は、もっと軽さを重視したベビーカーを選ぶっていうのもありだと思います。
二人でゴーのタイヤ
タイヤは一人乗りベビーカーに比べて大きく、厚みがあります。
前輪は約14㎝、後輪は約19㎝。厚みは約5㎝ほど。
最初みたときはタイヤデカって思いましたが、子供二人を乗せるんだから、大きくて当たり前ですよね。
ちなみにタイヤは前は二輪、後ろは一輪です。
二輪は安定性、一輪は操作性が優れているのでそれぞれの特徴をうまく組み合わせた作りになってます。
確かに安定性は抜群で、ベビーカーが倒れたりしたことは一度もない。
重みもあるので、子供が乗っていなくてもバランスを崩さないので安心です。
あと前輪にはロックが付いていて、ロックをすると360度回らずタイヤの向きが固定されるようになってます。
正直私はこのロックを使ったことはないんですけど、曲がったりせず直線を歩くときなんかは使えそうですね。そんな場面あるのか分かんないですけど。
操作性に関しては、正直そんなに優れているわけでないです。
やっぱり重みもあって長さもあるので、小回りはききづらい。
ただこれはカトージだからっていうわけではなく、縦型の二人乗りベビーカーは全部共通して同じことが言えるので、二人乗りベビーカー自体のデメリットと言えますね。
そして後輪にはロックも付いており、ロックをかけるとタイヤが動かなくなります。
散歩の最中ベビーカーをとめて休憩するときなんかに使えるので、普通に便利。
重いので風で吹き飛ばされる心配はないですが、子供が乗っていないと動く可能性はあるので、止まるときは後輪のロックをかけておくことをおすすめします。
二人でゴーの前座席
生後4ヶ月〜20㎏(約6歳)までの子供が乗れる前座席。
前座席は説明箇所が多いので、下記項目ごとにわけて解説していきます。
- 背もたれ
- フットレスト
- フロントガード
- ベルト
- ひよけ(帆)
背もたれ
二人でゴーの前座席の特徴は、とにかくフカフカ。
こちらの記事でも言っていますが、他社ベビーカーに比べて座席の厚みが全然違う。
しかも背もたれの横には頭を守るクッションが両サイドに付いているので、お昼寝で横に頭が流れても優しく守ってくれるのが嬉しいポイント。
同価格帯の二人乗りベビーカーの中では一番クッション性に優れていると言えますね。
そして背もたれは自由な角度でリクライニング可能。
リクライニング方法は、後ろのつまみを引っ張るだけ。
秒で倒せるので、お散歩中のお昼寝にも瞬時に対応できます。
ガッタンと段階的に倒れるのではなく、新幹線の座席のようにスッとなめらかに倒すことができるので、お昼寝中の赤ちゃんを起こすことなく倒せる優しい設計。
フットレスト
フットレストは、120・150・180°の三段階のリクライニング。
リクライニング方法は、フットレスト両サイドのボタンを押して下げるだけ。
フットレストをあげるときはボタンを押さなくてもそのままあげられます。
フットレストがリクライニングができることで、2つの良いことがあるんですよね。
- 足を上下に動かせることで、血液が足先にたまりづらい
- お昼寝の質が格段によくなる
「エコノミー症候群」という病気が有名ですが、長時間同じ体勢でいると血流が悪くなり、血液が固まりやすくなります。
フットレストを3段階変えられることで、血流が足先にたまることがなく、しびれやむくみを防ぐことができるんです。
そして180°フラット状態にできることで、お昼寝が超快適に!
実際次女を前席に乗せてお散歩したら、毎回寝るようになりました(笑)
あまりフラットにならない一人乗りベビーカーでもお散歩したことがあったんですけど、そのときは寝てもすぐに起きてしまったんですよね。
けど「二人でゴー」だとかなりフラットな状態でお昼寝できるので、前よりもぐっすり寝てくれるようになりました。
睡眠の質は寝る姿勢が大きく関係していて、背中だけではなく足の高さも重要なんだということが、二人でゴーを使ってみてよく分かりました。
あと「二人でゴー」のフットレストも、足元までしっかり綿が入っていてフカフカ!
同価格帯の他社ベビーカーと比べてみると、カトージのフットレストのフカフカさは文句なしのナンバーワン。
足先がブラブラしないようにガードも付いているので、裸足で乗せても安心。
ベビーカーはつい重さや大きさを重視してしまいがちですが、フットレストも意外に重要。
もしベビーカーであまりお昼寝をしてくれない・・・と悩んでいる方がいるなら、二人でゴーのように、足もフラット状態になり、クッションがしっかりしているものがおすすめですね。
フロントガード
カトージ「二人でゴー」は、前席にフロントガードが付いてます。
取り外しもできますが、私は付けっ放しにしてます。
外してもそんなにコンパクトさは変わらないということもありますが、ガードがあることで子供が前に飛び出したり、変な体勢になるのを防げるから。
もちろんベルトはしてますけど、安全を考えたらフロントガードもあったほうが安心ですからね。
あとフロントガードがあることで、変な物を掴もうとするのを事前に防ぐことができるというメリットも。
赤ちゃんって、なんでもすぐ掴もうとしません?
例えばお店にある商品とか、外に生えてる草とか。
草とかだったら別にいいですけど、商品とかはあまり触ってほしくないですよね(勝手に取って口に入れたりする可能性もあるし)。
フロントガードがあれば、とりあえずガードを掴んでいてくれるので、ないよりは安心です。
あとフロントガードには、飲みもの入れられるスペースがあるのでかなり便利。
お散歩中に休憩するときとか、ここにお菓子や飲み物を入れておくと自分で食べたり飲んだりしてくれます。
ただひとつ注意点があり、トレイに飲み物を置きっぱなしにしておくのはNG!
うちの場合子供のマグを入れっぱなしで散歩してたら、子供がいつの間にか落としてて知らない人が拾ってくれました(笑)
子供とか赤ちゃんって、最初は何でも持って遊ぶけど、興味なくなったらすぐポイーしますよね。
なので飲み終わったら後ろのポーチや下のカゴに入れて、ずっと置いておかないようにしてます。
ベルト
二人でゴーの前席ベルトは5点式。
肩も腰もしっかりガードできるので、よく動く赤ちゃんや子供でも守ってくれます。
真ん中のボタンを押せば全部一気にパカっと外れますが、力がいるのでか弱い子供の力では絶対外せないので安心。
実際ロックするとこんな感じです。
長さ調節できるので、赤ちゃんでも幼児でも体サイズに合わせてぴったりロックできますね。
正直ベルト自体は他のベビーカーととくに差はないので良いも悪いもないんですが、肩のベルト位置を変えられるのが珍しい。
このように3段階高さを変えられるので、子供の成長や兄弟によって使い分けられるのは嬉しいポイントですね。
うちは前席は次女しか乗せないので、今後体が大きくなったときぜひ活用したいと思います。
帆(日よけ)
この日よけがめちゃくちゃ便利。
三段階に角度を変えられるのでどの角度から太陽が出てても守れるし、前後にまとめられるので邪魔にもならない。
写真は後ろ側に畳んでますが、もちろん前側にも畳めます。
もともと帆が幅広なのでガードできる面積は広いですが、収納できるサンシェードが前後についているので、もっと広げることができます。
日よけだとつい前だけを守ってしまいがちですが、後ろの子もちゃんとガードしてあげないとかわいそうですよね。
その点カトージの二人でゴーは前も後ろもしっかりガードできる作りになっているので、どっちかを優先する必要はありません。
日光は適度に浴びるのは健康に良いですが、浴びすぎるとシミやそばかすなそ肌の老化を促進したり、皮膚ガンなどの病気になりやすいとも言われています。
とくに夏なんかは木陰で30分日光を浴びれば十分なので、お散歩や遊ぶとき以外はなるべく日光から守ってあげたい。
だから子供のことを想うなら、二人でゴーのように、ちゃんと前も後ろも日よけができるべビーカーを選ぶのが一番ですね。
二人でゴーの後部座席
後部座席は座ってもOK、立ってもOKな2WAYスタイル。
前席と同様、体重20㎏まで耐えられるので6歳(小学1年生)くらいまで乗ることができます。
ただ後ろのイスは前に比べて簡易的なので、まだ小さい赤ちゃんは乗せられません。
うちは2歳過ぎてから後ろに乗せるようにしましたが、ちゃんと一人で立ったり座ったりできるようになってから乗せたほうがいいですね。
後部座席は3点式のシートベルトが付いています。
娘はいつもこのシートベルトを自分でつけようと苦戦してます(笑)
前席と同じように外すのは硬く力がいるので、大人の力じゃないとロックは解除できません。
3点式なので上半身は固定できませんが、後ろに乗る子はもう一人でちゃんと座ることができるはずなので、肩のベルトはなくて全然問題なし。
後ろは前に比べて適当な作りなのかな?って思ったんですけど、意外にしっかり綿が入っていて柔らかく、座り心地はよさそう。
娘も嫌がらずちゃんと座ってくれます。
フットボード
後ろは立っても乗れるようにフットボード(足乗せ)がついてます。
実際に立たせてみるとこんな感じ。
2歳時だと足のサイズは約14㎝。今ちょうどいいくらいですね。
前向きでも後ろ向きでも立つことができますが、娘は前向きがお気に入り。
立つ時は三点式ベルトをつけられませんが、そのかわり後ろに倒れないように別のベルトがくっついてます。
実際の使い方はこんな感じ。
娘がまだ小さいからっていうのもあるんですけど、このベルトをしていても下の空間から普通に落ちちゃったんですよね。
あんまり意味なかったんで、それ以来このベルトは使わなくなりました。
ただ解決方法があり、スーツケース用のベルトを後ろに取り付けると、しっかり体を支えられるそうです。
2人乗りベビーカーのリアシート
— ころっけ 7y♀&3y♂ (@korokke_poteto) May 23, 2019
100均のスーツケース用ベルト?2本と適当な布を強く縫えば
普段は丸めておいて
上の子が寝たとき、もたれないときに広げれば楽チンです♪
リアシートより対面・背面への変更もやりやすいし、オススメー!
すごくわかりにくい&汚い写真ですが? https://t.co/3D1bditMLs pic.twitter.com/teh5noAh7o
スーツケースベルトと布を組み合わせてリアシート風にアレンジしている人もいるので、もし気になる方は自分でやってみるのもアリですね。
私も今度買ってつけてみようと思います。
ハンドル
二人でゴーの後部座席には、子供が掴む専用のハンドルが付いてます。
これ正直使うかな?って思ってたんですけど、実際めちゃくちゃ使ってます。
娘は座るときも立つときもいつもこのハンドルを掴んでくれるので、掴んでいないときに比べ安定感があります。
あといくらシートベルトをしているからといって、何も掴まず移動するのはちょっと怖いですよね?
ジェットコースターを想像するとわかりやすいですが、何か掴むものがあるだけで安心感が全然違います。
子供も同じで、何かしら掴んでいることで安心できるし、掴むことで体に力が入りちゃんと座っててくれます。
ベビーカーに乗っているときだけでなく、散歩中に掴みながら歩くこともありますね。
子供用ハンドルは安定感と安心感両方をもたらしてくれるので、二人乗りベビーカーには絶対必要。
二人乗りベビーカーだと基本的に後ろにハンドルは付いているものが多いですが、楽天市場で人気のジュービーのウルトラライト(カブースグラファイト)には付いてないので要注意!
詳細はこちらの記事で解説。
二人でゴーの荷物入れ
二人でゴーの収納カゴはサイズは横幅25×高さ16×奥行き30〜38㎝。
奥行きのサイズに8㎝の差がある理由は、カゴの奥は斜めになっていて狭い所があるから。
この荷物入れ、想像以上に大容量!
今まで一人乗りベビーカーのジープを使っていたんですが、全然荷物が入らなくて正直不便だったんですよね。
いつも収納カゴはパンパン&リュックにも子供用品を無理やり詰めて出かけてました。
しかし「二人でゴー」はベビーカー自体のサイズが大きいので、収納カゴもデカイ。
試しに子供のおむつBIGサイズを入れてみたらなんと50枚も入りました。
しかもまだ余裕があるので、詰めればもっと入れられます。
おむつのサイズにもよりますが、おむつ1パック分は余裕で入ると思っていてOKですね。
あとこの収納カゴのいい所は、片方にチャックが付いているので荷物の出し入れがかなり楽。
一応伸縮するのでチャックを開けなくても普通に入れられますが、厚みのあるものや大きいものはチャックがあることで無理やり引っ張らなくても簡単に入れられます。
小さいものであればそのまま後ろや横からも入れられますけどね。
ちなみに私はこの収納カゴに、寒い時期はひざかけや子供の上着、夏は公園で遊ぶおもちゃなど入れてます。
あとは空っぽにしておいて、買い物が終わったら買い物袋を下にそのままつっこむなんてことも。
とにかく大容量なので、バッグに無理やり詰めることがなくなったのが一番嬉しいことですかね。
子供二人いると荷物も単純に倍になるので、二人乗りベビーカーを選ぶときは、荷物入れの大きさも考えて購入することをおすすめします。
二人でゴーのハンドル・ポーチ
二人でゴーのハンドルは、硬いスポンジのような素材。
例えばプラスチック素材だと夏なんかは手汗で手がすべり、ハンドルから手を離してしまう危険がありますが、スポンジ素材だとすべりにくいのでより安全。
そしてベビーカーの高さはハンドルを含め107㎝。
私の身長は約165㎝で平均より高めですが、ハンドルが低いなと思うことはなく、押しやすいですね。
低すぎず、高すぎず、普通に押しやすい。
こちらの記事でも紹介していますが、ネビオのアミティエなら、ハンドルの高さが変えられます。
背が低いママと背が高いパパどちらでもベストな高さにできるので、誰でも使いやすいのがアミティエのいいところ。
ただ「二人でゴー」は、背が低い人が使いづらいということではありません。
ただ私がちょうどいい高さだと感じだだけなので、背が低い方でも使いやすいと感じることはもちろんあると思います。
そもそもカトージは日本のメーカーなので、日本人女性の平均身長(158㎝)に合わせて作っているはず。
なので背が低い人は海外メーカーよりも日本メーカーのものを選ぶのがいいですね。
二人でゴーのポーチは、布製で収納たっぷり。
真ん中の収納スペースにはチャックが付いているので、鍵やスマホなど貴重品を入れるのに役立ちます。
あとは買い物に行くときにお金やカードを入れておけば、財布を持って行かずにすむのでちょっと身軽に。
サイドポケットはドリンク2本入る大きさ。
どんな感じになるのか実際入れてみました。
ペットボトルがなかったので調味料で代用してみました。
サイドにはドリンク2本、真ん中におむつポーチを入れることができるので、収納力は抜群!
深めの作りなので飲み物が飛び出したり落ちたりすることはなく、コップやコンビニの蓋つきコーヒーなんかでも溢れる心配はありません。
あとポーチがもともと付いていることで、別売りのベビーカー用バッグを買わなくていいので節約にもなりますね。
二人でゴーのハンドル・ポーチはかなり使いやすいのでとくに不満はなく、良い所しかないな〜と思ってます。
二人でゴー専用レインカバー
二人でゴーには専用のレインカバーがあります。
レインカバーは買うべきなのか悩みますが、こんな人はカバーを買うことをおすすめします。
- 車を持っていない人
- 雨・雪がよく降る地域に住んでいる人
- 雨でも関係なく外に出なければいけない人
車を持っている人なら雨のときは車を使うケースが多いので、車を持っておらず、移動は徒歩や電車を使う人は買うべきですね。
あとは雨がよく降る地域、雪が降る地域に住んでいる人。
例えば雪が降っているとき、二人の子供に傘をさしながら自分も傘をさして歩こうと思ったら手が2本じゃ足りないですよね。
まだ自分で傘をさせない小さなお子さんがいるなら、買っておいて損はありません。
あとは保育園の送り迎えなど、雨雪関係なく絶対外に行かなければいけない人。
この3つが当てはまる人は迷わず買っておきましょう。
ちなみに色んなベビーカーに使えるマルチレインカバーも売ってはいますが、雨が中に入る、カバーが地面に付いてひきずるなど、いろんな不具合があるみたいですね。
やっぱり専用だとぴったりフィットするので、もしカトージのベビーカーを買うなら専用のレインカバーを買うことをおすすめします。
ちなみに価格は約3000円。
一般的に売られているマルチタイプのレインカバーと同じくらいの値段なので、専用なのに良心的な価格だと思いました。
もちろん私は購入済み。
ただ雨の日に外出してないので、使ったら詳細をレビューしたいと思います。
一人用ベビーカー「ジープ」と「二人でゴー」の比較
二人乗りベビーカーのサイズ感って言葉で言われてもイメージしずらいですよね。
なので私が以前利用していた一人乗り用の、ジープのベビーカーと比べてみました。
同じベビーカーを持っていなかったとしても大体のサイズ感はつかめると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
畳んだサイズは長さはほぼ同じ。幅は約半分。
二人乗りは高さしか変わらないので、収納スペースはある程度必要になりますね。
あとカトージは畳んだとき自立しないので、壁に立てかけるかそのまま床に置くしかないです。
畳まないそのままの状態だと、幅も奥行きも二人乗りベビーカーのが若干長い。
一人乗りベビーカーと比べると、全体的に二人乗りベビーカーのがやっぱり大きい。重さも倍くらい違います。
それぞれに違う良さがあるので、シーンによって使い分けるのが一番です。
うちの場合、移動距離が短く長女が文句を言わず歩いてくれるとき、あとは旦那がいて長女と手を繋いで歩いてくれるときなんかは一人乗りのベビーカーを使用してます。
便利な二人乗りベビーカーも、二人乗せる必要がないときまで使うのはめんどくさいですからね。
2台持っておくと使い分けられるので、前使ってたものは捨てずにとっておくといざというとき便利です。
ということでカトージ「二人でゴー」のそれぞれのパーツをご紹介してきました。
実際私は買って正解だと思ってますし、後悔はしてません。
しかし微妙だと思うところももちろんあるので、実際私が思った微妙ポイント3つをご紹介します。
二人でゴーの微妙なところ3つ
今回紹介する微妙なところは、重くて大きい、移動が大変など、二人乗りベビーカー全てに共通することは言いません。
カトージの二人でゴーだけの微妙なところを3つ紹介します。
カラーがネイビーのみ
これが一番のがっかりポイント。
カトージの二人でゴーは、カラーがネイビーしかないんです。
正直私はブラックが欲しかったので、二人でゴーのカラーに関しては不満です。
ベビーカーの色にこだわりたいという人にとっては大きなマイナスポイントになってしまいますね。
海外ブランドのように赤や黄色などカラフルなカラーも準備しろとは言いませんが、せめて定番のブラック・グレーあたりは作ってもらいたいなと思いました。
見た目のスタイリッシュさは他社に劣る
どうしても海外ベビーカーよりはデザイン性では劣っているように感じます。
二人でゴーは機能重視なのでしょうがないかもしれませんが、めちゃカッコイイ二人乗りベビーカーが欲しいという人にはおすすめできないかも。
もちろん低価格のベビーカーなので機能も見た目も全部満点!というのは難しいのは分かっているんですけどね。
なのでとにかく見た目が一番!って人はもう少しお高い海外メーカーベビーカーのが合っていると思います。
専用リアシートが売ってない
専用リアシートとは、後ろ座席にも前座席と同じようにつけられるイスのことです。
後部座席は前席に比べて簡易的なイス、あと立って乗れるようにステップが付いているのが特徴ですが、背もたれがないので後ろの子は寝ることができないんですよね。
ちょっとした散歩とかおでかけなら必要ないかもしれませんが、例えばディズニーなどのテーマパークなど1日中歩き回る場合は、リアシートがあると便利ですね。
あとは双子のお子さんがいる方だと、子供が幼い頃はリアシートを使って、大きくなったら外して両方乗るということもできるので、やっぱりないよりかはあるほうがいいと思います。
海外メーカーだと低価格でおしゃれなジュービーのウルトラライトという二人乗りベビーカーだと専用リアシートもあるのでおすすめですよ。
さいごに
カトージの二人でゴーを徹底解説してきましたが、結論を言えば私は買って大満足してますし、今でももちろん愛用してます。
ただ人によって合う合わないはあると思うので、下記3つを順番にやっていけば後悔なく自分に合うベビーカーを購入できますよ。
- 自分には本当に二人乗りベビーカーが必要なのか確認する
- どのメーカーのベビーカーが自分に合うのか決める
- カトージであればカトージの性能や使い方をチェックする
ということでカトージの二人乗りベビーカーをご紹介してきました。
アマゾンでも楽天市場でも購入できるので、どこに住んでいても誰でも気軽に買えるのが嬉しいところ。
気になる方は下記で最新の価格や商品内容などチェックしてみてくださいね!
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